こんにちは、ハチ(@hachi13xo)です。
私は同年代に比べると節約節税に対する意識は高い方です。(自分で言う)
そしてidecoに興味を持ってこの記事を見てくださっている方も、意識が高いはずです…!
“節税と言ったらideco”との情報に触れることが多くあったのでiDeCoには興味がありました。
実際にidecoの資料請求をして、人からの話も聞いて、徹底的に考え抜いた結果・・・
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20代のうちはidecoをやらないことを決めました!
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20代会社員女性の私が“20代の今の状況では、iDeCoをやらないと決めた理由”を紹介してみます。
iDeCo(個人確定拠出型年金)ってなに?
iDeCoの正式名称は、「個人確定拠出型年金」です。
一言で言うと「個人で年金を作ろう〜!老後にかかるお金を現役の時から個人で積み立てよう〜!」というものです。
国がidecoを推奨している時点で、今後の年金に暗雲立ち込めている感を感じてしまいますw
iDeCoがなぜいいと言われているのか?
メリット・デメリットを紹介します!
メリット①掛け金が全額所得控除になる
idecoの最大のメリットとも言えるのは、掛け金が全額所得控除になること!!!
所得控除になる「所得から差し引かれる金額」でよく使われる代表は、生命保険料控除・ふるさと納税!ですが、idecoは、掛け金が全額控除なのでidecoほどの節税効果は見込めません。
iDeco掛け金の上限額は属性によって変わってきます。
私の場合は“企業年金なし”×”会社員”なので毎月最大2万3000円をかけることができます。
1年間積み立てると27万6000円が全額所得控除の対象となり、所得税・住民税の節税ができます。
メリット②運用で得た利益は非課税
通常運用で得た利益には20.315%の税金がかかります。
ところが、idecoの運用益はNISAと同じく非課税です。
idecoの場合はもし20代で始めたら30年以上は積み立てることになると思うので、額も大きくなるし運用益が非課税なのは大きなメリット。
メリット③自分のための国に頼らない年金ができる
国の年金、納めた分はもらえると信じたいけど、未来のことなんて誰もわからない。
国に何があっても、自分で備えあれば憂いなしってことですね…!
デメリット①idecoは60歳になるまで引き出せない
現在24歳なので引き出せる60歳の半分も生きていません。
私が生まれた1994年は、まだ消費税もありませんでした。2020年は消費税が10%になりました。
これだけ大きな変化が25年間の間で起こる可能性があるなんて、25年前に思っていた人はいたでしょうか?
私自身もこれから起こる変化は全く予測できません。
確実に言えることは、60歳過ぎた頃(35年後)は今と同じではなく、お金の価値も変わっているということ!(個人的意見)
今は年収もそれほど高くないので、節税に対して興味はありますが60歳まで引き出せないidecoを使ってまで節税する必要はないと思いました。
デメリット②転職した時の手続きがめんどくさい
周りに聞いたところ転職した時の手続きがめんどくさいそうです。
現在は終身雇用なんて皆無なので、転職を前提で生活している方が多いと思います。
(特に私は転職回数が多いので余計にめんどくさく感じてしまいます…)
ただでさえ転職で気力使いそうなのに、転職に伴い発生するidecoの手続きなんてめんどくさそう。
若いうちは自分自身に投資したい
メリットデメリットあげてみましたが、総括すると“60歳まで引き出せない”が最大のデメリットだと感じました。
24歳の時の100万と60歳の時の100万。価値も使い道も全然違うと思います。
だから今は若い自分に投資して10年後の自分の市場価値を上げる方がリターンが大きい!
20代は社会に出たばかりで様々なことにチャレンジする年代だし、生活が大きく変わる10年間になると思います。
自分自身に投資して、たくさん勉強して歳を重ねていきたいと思っています。
自己投資の種類は何でもいい
大学生の時はテストがあるので自然と勉強しますが、社会人になると勉強する人が極端に減ります。
1日1時間勉強するだけで上位10%に入れるらしいです。
忙しくて時間取れないと言うのも事実。けど時間は作れます。時間を作る方法はこちら!
私は自分のために行う自己投資、種類は何でもいいと思います。
勉強・投資・人付き合い・資格を取る・専門知識を得る、色々ありますよね。
自分が”将来のためになる”と思って行動しているなら、どんな形でも自己投資になると私は考えています。
20代でもideco加入するべき人
「もし私がこんな状態だったらideco加入するな〜」という独断偏見でのideco加入条件です!
20代ですでに収入が高い人
20代ですでに年数が高いなんて素晴らしい。目安700万以上でしょうか。
収入が高い場合は余剰資金も多くなるだろうし、節税効果も抜群に発揮できそうです。すでに高水準の年収ラインにいるのでこれからも水準が落ちなければidecoで節税していく必要あり。
今後も同じ企業に勤め続けて収入増が見込める人
終身雇用前提で働いていて、毎年収入増な場合は少額からideco始めてもいいかもしれません。
転職に伴う手続きも必要ないので、節税効果を存分に発揮できること間違いなしです。
結婚している人
結婚している場合は老後の資金を2人で築いていく必要があると思うのでideco加入で節税しつつ老後のためにidecoが良いと思います。
個人事業主
会社員じゃなくなったら節税を超意識すると思うので加入をお勧めします。
個人事業主は国民年金なので、会社員よりも受け取れる年金が少ないです。
自分で自分の年金を作ることが会社員よりも重要になります。
iDeCoを始めたいと思っている方は証券口座の開設がマストなので、証券講座を開設してみることをお勧めします。
投資ははじめの一歩が重要!
証券口座を持っていない方は、ぜひ楽天証券で口座開設がオススメ!!
なんで稼いでいないくせに節税のこと考えるの?
「日本国民なんだから税金収めるのが義務!節税とか言うなんて生意気!」と思われるかもしれません。
しかし知識があるかないかだけで、搾取されるかどうかが決まる世の中です。
受験漫画として有名なドラゴン桜でも
社会のルールってやつはすべて頭のいいやつが作ってる。つまり、社会のルールは頭のいいやつの都合のいいように作られてるんだ – 桜木健二
という名言があります。頭のいい人の都合のいいように作られているので、そうじゃない人は搾取されます。
小学生の時にドラゴン桜をドラマで見て「せめて搾取されたくはない!」と思ったのを思い出しますw
知識がないだけで搾取されるのが嫌なので、感度高く生きていきたいと思っています。
出来るだけ自分の資産を守る考え方を今から身につけておかないと、これから不況になった時にうろたえそう。
だから今のうちから備えて勉強できることは勉強したい!!
iDeCoをやるのは20代の今じゃない
20代のOLが考えたidecoについての結論です。
でも今は60歳以降の自分に資産を残すための自己投資することを選ぶ。節税は他の方法を試行錯誤して行う!!