こんにちは、人生ネタ作りブロガーハチ(@hachi13xo)です。
新卒8ヶ月で会社を辞めた私が、仕事を辞めるときに気をつけるべきこと・無職期間を通じて感じたことを書いてみました。
私は留年したので2017年9月に就職し、翌年の4月末で退職しました。
年功序列・終身雇用が崩壊した今は、誰もが会社が倒産したり、クビになったり突如職を失って無職期間になる可能性があるので無職について知っておいて損はないと思います!
特に、「仕事を辞めようか悩んでいる」「仕事辞めたい」「無職ってどんな感じか気になる」
という方にぜひ読んでいただきたいです。
仕事が嫌ならやめればいい
まず、あなたが今仕事を辞めたいと思っている原因はなんですか?
上司のパワハラ・セクハラ・仕事が合わない・残業が多い・楽しくない・生きるのが辛い…
そんな体験や思いをしているなら即刻やめましょう。無理して辛い思いをして現状維持をする必要はないんです。
特に《上司のパワハラ・セクハラ・残業が多い》などの理由で辞めたい場合は、必ず証拠を集めておきましょう。もし法的措置をとることになる場合は証拠が多いほうが圧倒的に有利です。
「嫌ならやめればいい」
一方で、実際に新卒でやめたからこそ私が感じた、現実的に辞めるならこれはやっておいたほうがいいよという辞める前に考えるべき『辞める為の用意』についてもお話しします。
3ヶ月分の生活費の貯金は持っておく
後ほど触れる失業給付の支給が自己都合退職の場合だと、振込が3ヶ月後になります。
3ヶ月間はバイトや転職活動をしながら過ごせばいいと思うのですが、まとまったお金は入って来ることが期待できません。
なので、失業給付に頼るとしても仕事を辞める前に、3ヶ月分の生活費貯金はしておくのが精神的安定のためにも理想です。
できれば1年以上勤めてから辞めるほうが良い
失業給付金をもらうためには『退職日以前の2年間に雇用保険加入期間が通算12カ月以上ある』ことが条件になります。すなわち《最低でも1年以上雇用保険に加入していないと失業給付は受け取れません》
したがって、1年以上勤めてからやめると失業給付金を受け取れるので、1年以上勤めたほうがいいという理由です。
※学生の時に雇用保険に入る働き方をしていた場合はもっと早く貯めることができる可能性も有
しかし、特定受給資格者(倒産、リストラ、解雇など)や特定理由離職者(病気、出産、配偶者の転勤)については、退職日以前の1年間に、雇用保険に加入していた月が通算して6カ月以上ある場合も失業給付の対象。
私の場合は給与未払いによる会社都合退職なので8ヶ月でやめましたが、特定受給資格者となったため失業給付を受け取ることができました。
退職理由は自己都合と会社都合がある
特定受給資格者・特定理由離職者と認定されるためには、《会社都合退職》である必要があります。
退職後にもらう離職票の退職理由に《自己都合退職》と書かれても納得いかなければハローワークに異議申し立てをすることもできます。
自己都合退職の場合は失業給付までに3ヶ月のラグが空きますが、会社都合退職の場合は6ヶ月以上の雇用保険加入期間があれば良い&1ヶ月以内に給付を受けることができます。
辞める前に知っておくだけでやめてから行うべき行動が明確になるので、必ず押さえておきましょう!!
無職であることを恥じた瞬間や不安・変化
実際に無職になってからのお話です。もちろん不安でした。
頑張って無職期間をポジティブに変換することもできたのですが、それでも世間体・不安・体の変化は感じました。
どんな時に無職つらいと思ったかを実際の体験談とともに書いてみます。
記入欄として存在する職業欄
今まで職業欄に対して違和感を持ったことなかったのですが、無職期間には職業欄の記入欄に少し心がチクってします。
歯列矯正のためにカードの限度額を引き上げようと思ったときも「あ、私無職じゃん…」と再認識させられました。
世間体ってこんなところでも必要なんだ〜と思いました。
自分に対する不安
「なんで私は耐えられなかったんだろう」
仕事を辞めてしまって、自己嫌悪になります。とにかく自分が惨めに感じます。
そんな時こそ自分を肯定してくれる人と一緒にいましょう。
私はこれができたから今があると思います。
少なくとも否定する人とは縁を切ったほうが無難です。苦渋の上での決断なのに、それを否定してくる人は今後も何かしらで否定してくるでしょう。
自尊心が自己嫌悪ですでにやられている時に、傷口に塩を塗ってくる人とは離れましょう。
もしも周りに誰も肯定してくれる人がいない場合はTwitterからDMください!私は絶対に味方します。
お金に対する不安
無職の期間は収入がないのに、毎月生活のためのお金が出て行ってしまう。焦ります。
私は幸い実家だったので「家賃が払えなくなったりガスが止められるかもしれない…!」という不安はなかったのですが(家に入れるお金は通常通り)預金残高が減っていくと、心に余裕がなくなります。
私は次の仕事を決める時間もなく一週間で無職になることが決まってしまった身だからこそ伝えたいのですが、次の見通しはある程度立てておいたほうが精神的に安心だと思います。笑
私のように給与未払いになってしまった場合や、今の職場が死ぬほど辛いなら今すぐやめればいいと思うんです。
ただ辞めた後は”この先どうなるかわからない不安”にとりあえずやられます。
少なくとも「この先どうしたいか?なんで辞めるのか?」など考えて、できれば次の職場・やりたいことの見通しを立てておくことをオススメします。
どんなに少なくても毎月の固定収入がある安心感って意外と大きいです。
太った
2kgぐらいですかね。太りました。ストレスですかね。
親知らず抜いて運動もできないし、ちょっと散歩したり誰かに会う以外は家にいることが多かったのでカロリーだけ蓄えていましたw
健康のためにも、程よく運動することをオススメします。
生理が短くなった
ストレスにより、生理が短くなりました。女性ホルモンの影響でしょうか?
私はピル飲んでいるので生理は正確にきていますが、ピルがなかったら生理が止まっていたかもしれないです。。
関連記事▼【生理痛に悩んでいる女性必見!】低用量ピルって何?費用は?避妊のため?
無職期間にやってよかった事
逆に無職期間になったからできたこともあります!!
無職期間は時間を持て余してしまいます。
ハローワークに行ったり手続き諸々や就職活動など早めに行ったほうがいい事もありますが、基本的には自由です。
「え?無職期間にそんなことやってよかったって思ったの?」と思われるかもしれませんが、せっかく自由な時間ができたんだし、今しかできないことを自分なりに考えてやればいいと思います。
私が無職期間にやっておいてよかったと思ったことはこちらです♩
歯医者に行く
普段なら歯医者に行く余裕があまりないし、痛みがない場合は後回しにしがちな歯科医院に行きました。
ずっと悩んでいた歯列矯正を24歳になったらやると決めていて、最終的に決めた歯科医院さんの段取りが驚くほど良くて、歯列矯正前の準備の検査をしに大学病院に行ったり、親知らずを抜きました。。
多くの大学病院での初診は、午前中のみの営業で予約もできず待ち時間を覚悟する必要があります。
仕事しているときは運よく大学病院が営業していても土曜日に検査で時間を取られるのは苦だし、平日に有給取るのも厳しいですよね。
そして親知らずの抜歯。
抜いたことある方には共感してもらえると思うのですが、そりゃもう痛いです!!!
私の場合は抜歯後一週間は痛い&口の中に異物がある違和感にやる気を削がれてしまって、ブログを書く気すら起きませんでした。
仕事がある時に抜いてたらと思うと恐怖です。
親知らず抜歯の生々しい痛みを知りたい方はこちらをご覧ください!
私のように歯列矯正をする場合以外でも歯は一生モノです。
老人になっても自分の歯で肉食べたいですよね〜
歯科医院は痛みが起きてから行く場合が多いと思いますが、痛みが出たら時すでに遅し状態なので早めのメンテナンスを心がけましょう♡
親知らずの抜歯など大掛かりなことは無職期間にやることをオススメします。
毎日一歩でも外に出る
家にいて自己嫌悪に陥ると負のループに突入してしまいます。
毎日外に出て太陽の光を浴びたり、外の空気を吸う。
一歩でもいいので気分転換をすることをオススメします!!!!
少し気持ちが晴れ始めたらカフェや図書館などでまったり過ごしたりするのもいいですね。
ずっと家にこもるのは憂鬱になる一方なので、あまりオススメできません。
身の回りをきれいにする
病んでいるときや辛い時こそ絶対に掃除!!
身の回りが汚いと運気が下がるし(気がする)、ごちゃごちゃした空間にいるとさらにどんよりした気分になってしまうので掃除しましょう。
特にトイレやお風呂など水回りの掃除はマストです!
私は断捨離を重点的に行いました!
投資を始めてみた
私は4月下旬に退職の旨を伝えたら、1週間後に退職という扱いになりました。
給与未払いから1週間で無職になった経験で、”人生何があるかわからない”を身をもって体感したので、お金について考えるきっかけになりました。
いざという時に引き出せるお金も大事ですが、長期的にみて、”投資でお金を増やす”という観点は持っておいても損はないと思います。
『めんどくさい・怖い』と思われがちな投資にも「タイミング的に自分自身がドン底の今だ!」と思い始めてみました。
ダラダラ生活する
10時に起きてドラマ見てご飯食べてちょっとお散歩して寝て好きなもの食べてまた寝て。
退職後1週間くらい経つと一旦自己嫌悪から脱出して、この生活が至福になります。
会社勤めをしていたらとてもできない最高な生活でした←
無職を通じて知った本当に大事な事
まさか自分が無職になって、ハローワークにお世話になるなんて思ってもみなかったんです。
でも、無職になったからこそ知ったこと・気づいたことも色々ありました。
知らないと損をすることがある
ハローワークがどんな場所か全く知らなかったですが、なんとなくいいイメージはありませんでした。
しかしある人に退職の相談をした時に「ハローワークで失業給付もらえるかもしれないんじゃない?」と言われ初めて失業給付を知りました。
それまで失業給付なんて知らなかったんです、学校で習わないし。
自分1人で悩んでいたら知り得なかった情報でした。
他にも、「仕事紹介するよ」「うちに来れば?」「こんな転職活動してみたら?」「一旦休めばいいんじゃない?」と多種多様な方から色々な声を頂いて本当に参考になりました。
雇用保険の仕組み
雇用保険の仕組みをちょこっと知ることができました。
そもそも雇用保険というものがあって、退職した場合は再就職支援のための給付金が受けられるということすら知りませんでした←
辞めたいと思った時にやめればいいと思いますが、辞める前に雇用保険の概要や自分の受給資格などを確認しておくことをオススメします。
雇用保険関連については、一回でも仕事を辞めたことがないと知ることがなかった制度なのでいい経験になりました。
周りの人間のありがたさ
周りの人には本当に助けられました。
話せる相手がいることや、1人にならない環境には本当に助けられました。
無職を恥じていたのは自分だけで、親友や家族など身近にいてくれる人は、こんな私を嫌いにならないでいてくれるということにも気づけました。
タイミングの大切さ
今回辞めてから、SNSで連絡頂いて内定取り消しになった会社の人事と会う機会ができました。
すごく信頼していたのですが、内定取り消しになった時にものすごく迷惑をかけてしまって私を嫌っているだろう人事の方と今もこうしてお会いできたのも何かのご縁なんだな〜と思いました。
もはや入社すらしなかった企業の人事担当と今でも繋がっていられるってことは冷静に考えたらなかなかやばい。
その人事の方にプレゼントしていただいた本が無職の私にグッサリの本だったので、悩んでいる方にはオススメです。
「本当に大切なものって”いつ” “どんな”タイミングで気付くんだっけ?」と、考えさせられた本でした。
次の仕事を見つけたい&転職したい
今無職な人や仕事辞めたいと思っている人は自分の欲に忠実でいましょう。
若ければ若いほど軌道修正にかける時間も多くあるので、辞めたいと思ったら辞めて焦りすぎなくていいのでゆっくりこれからのことを考えていきましょう!!
すでにやめたor転職を考えている場合は、私も実際に利用したリクナビネクストがオススメです。
様々な企業の募集を見たり応募できることはもちろん、履歴書を記入しておけばあらゆる企業からオファーがきました。
さらにリクナビネクストの最大の特徴としてグッドポイント診断という『8568通りの中から、自分だけの強みを見つけてくれる』サービスもあります。
自分を客観的に見ることができるいい機会なので登録だけしておくことをオススメします♡
やめたいなら早く辞める。無理はしない。いくらでも道はある!!悩んだら必ず周りに相談しましょうね。
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